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夏になると部屋の窓から見える山や田んぼを思い出します。

こんにちは、写真表現の活動をしている小雪と申します。
lebenのゲストライターとして“ 集いの庭” におじゃましています。
この場所を通して、みなさんと手紙を交わすようにお話ししていけたらと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、東京の暑さにすでに降参していますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。毎年、「去年の夏はどう生き延びてたっけ？ 」と本気で振り返っています。

私は冬の石川で生まれました。
小さい頃からよく食べてよく走り、よく血を流して帰ってくるこどもでしたが、古い記憶にはいつも山や川が流れ、離れていてもその風景をよく思い出します。そんなゆかりのある土地で、2 年間ほど写真表現の活動をしていました。
幼少期を過ごした森での作品制作や、信頼する友人と石川限定のマガジンを企画して一年かけて発刊しました。その活動によって出会った人々や土地の風景は、ほんとうに素晴らしいものばかりでした。
いつかみなさんにお見せすることが、ひとつの夢です。

＊冒頭にもある「写真表現」というのは、写真を撮ることそのものに限らずさまざまな形で自分の写真と向き合っていく、という私なりの解釈の形です。

現在は、東京に住みながら石川との二拠点で活動しています。
こちらに越して3ヶ月が経ちましたが、新たな出会いと確かなつながりに支えられて生活しています。大切なものと隔たることのないように、これから出会う時間や物語にワクワクしていこうと思います。

夏が本気を出してきます。
みなさまもお体に気をつけて、どうかご自愛くださいませ。

written by 小雪(Instagram)